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取り巻く人も 様変わった。

先日行った美容室のポイントカードが アプリ制でして
操作がイマイチ分からず 店員さんに 携帯丸なげしたのですが
渡した瞬間に 待受けが エレキテルだったことを 思い出しました。

エレキテル、っていうか 細貝さんと朱美ちゃん だけど。

「・・・あ」

その一言で 消えたくなりました。
そして その後 何も言ってくれませんでした。

なんでもいい。なんかくれ。

でもまだ 待受けは 変えておりません。 てへ。




さて、先週のことなのですが
母と 温泉旅行へ 行ってきました。

行き先は 佐賀県 嬉野温泉。
1年ぶり、二度目の佐賀です。

昨年11月 母の還暦祝いとして行った嬉野温泉。

それが なぜか 彼女の中では 恒例行事に変換されており
9月ごろ 「今年はいつ行く?」と 当然のような顔で言われた。


マジか。


11月は車検もあるし、そんなに贅沢な旅はさせてあげられない。
折半なら、ということで 了承頂いた。 

お宿は 去年と同じ 吉田屋さん
歴史もありつつ 和モダンな空間で 若い世代も気後れしないお宿。
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今回は 半露天付の和洋室 「木蓮」 に宿泊。
二人なら十分な広さでゴザイマス。 ロッキングチェアー風のイスのお洒落さったら。

お食事は1階にある 個室ダイニングで頂くのだけれど
これもなかなか オシャンティー。
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これは とある日の夕食です。
目にも美味しい メニューで ニマニマしながらいただけます。

嬉野に行くのは 温泉の泉質がよいのもあるけれど
このお宿に泊まりたいから、というのも 理由のひとつです。
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館内には 貸切風呂も三種類あり、そのほかに男女入替制の大浴場が二つ。
お部屋のお風呂と合わせると 6種類の温泉が楽しめる。

カフェや雑貨屋、足湯バーも併設されているので
滞在期間、のんべんだらりと 楽しめるお宿です。


だがしかし。
貧乏性なあたしたちは 
「せっかく来たんだし!」と 日々レンタカーで動き回ってました。
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長崎ハウステンボスへ イルミネーションを見に行ったり
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唐津くんちの 曳山展示場に行ったり
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イカ丸に乗って 七ツ釜を見ようと思ったら 欠航だったり
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シシリアンライスを 食べに行ったり
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前回行って 美味しかった 餃子会館に 再訪したり。


もちろん 嬉野もさくさく 散策しました。

白なまず様へも会いに行き 美肌祈願してきたし
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前回いけなかった 「足蒸し湯」も 数回行きました。

これ、あたしの見苦しい足を見せるのもあれかなーと思って
説明書も一緒に撮ったんですけれど ふたを開けると穴があいていて
そこに足を入れて カバーを掛けると 足湯より断然ほかほかします。

そして その説明書の左上にもいらっしゃる 嬉野のゆるキャラ。
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ゆっつらくんぬいぐるみも 買ったよ! やっとだよ!
去年 吉田屋のロビーにふんわり置かれてて いいなあいいなあ って思ってたら
帰ってきてから 知ったの。 売っているって。
嬉野バスセンターで 売ってたんだって。 あたし そこ 行ったぜ?

なので今回はしっかりと 購入。

あー かわいい。

でも 当初 ゆだっこちゃん だと ずっと思っていたので
今でも ゆだっこちゃんと 呼んでしまいます。 母も同様です。

どちらにせよ 可愛いので 嬉しいです。


写真だけ わわーっと 載せてはみたけれど
まあ それぞれに 色々 思い出は ある。

特に思い出深いのは 曳山展示場で ぼんやり曳山を眺めていたら
横にいたおじ様が 突然 くんちトリビアを 喋り始めたこと。

言っていることは非常に面白く すばらしい解説なのだけれど
いかんせん 外見が 怪しい。
スカジャンにGパン、そして一切目が合わない。
しかもたまに自分で言って笑ってる
「・・・まあ、こんなの唐津っ子がSFオタクしか知らないけどwww」みたいな。


やばいやつ きた!


そうなんですかー すごーい 知らなかったー!などと
合コンさしすせそを 多用し 横移動したものの 彼も一緒に横移動。
(※合コンさしすせそ:残りは「さすがー」「センスいいー!」です)

おかあさん どこー!?と 恐怖を覚え始めた頃
どこかへ消えてしまいました。

彼はまた 別のお客さんのところへ 話しかけに言っていました。


あれね。多分 解説員だったんだと思うの。
ちゃんとした 施設の人だったんだと 思う。
だって そうでもなかったら つまみ出されててもおかしくないもの。

あたしのあとに話しかけていた中年夫妻は がっつり食いつき
彼の解説を聞きながら じっくり 曳山を眺めておられました。

なんか 少し損した気もするけれど 恐怖には勝てませんでした。

曳山をつくりだしたきっかけは 京都の祇園祭。 山鉾に衝撃を受けて 制作されたらしい。
その時代 士農工商の身分制度により 役人にはぜいたくを禁じられ 武士には借金を踏み倒され
せっかく財をなしても 町人たちは自分のためにお金使えない。

それならば。
いっそのこと 曳山につぎこんじゃおうぜ!、と どんどん豪華な曳山を作成した。

だから 士農工商が撤廃された頃から 曳山は作られなくなったらしい。
自分のためにお金、使えるしね。

そういう時代背景を知っていると もっと面白く見られたのになあと
あとから パンフレットを見て 思った。


二度目の 佐賀は やっぱり 少し時間が足りなくて
なんだったら 去年行った 御船山楽園とか 宝当神社とか 祐徳稲荷神社とかも
もう一回行きたかったし 今回時間の都合であきらめた こどもびいる工場も 行きたい。
いか丸にだって 今度こそ 乗りたいし 唐津城もまだ外観しか見てない。

会社の人には「佐賀に何しにいくの?」って毎回言われるけど
佐賀には魅力しかなくて やっぱり あたしはまた来年も行きたいなあと 思う。


だから、だから 頼むから
佐賀の観光ブック もっと出してくれ、と ひたすらに 願います。

九州ひとくくり、とかじゃなく 佐賀単体で。

ようやく買った佐賀るるぶにすら 「佐賀から足をのばして」って
福岡の柳川とか 長崎の「ハウステンボス」載ってるからね。 結構なページ使って。


佐賀は 十分強い子です。

ひとりで 戦えるよ。

by esrev-noc | 2014-11-20 05:51 | 津々浦々