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プライドとか 捨てたら また。

ご無沙汰しております。

前回の更新から一年以上が経過し
その頃と 今とでは 多少の変化が訪れました。

(苗字 除く)

5年ほど勤めた会社を退職し
去年の秋から 単身 熊本に移住しました。

前回の記事で 熊の夢を見たのも その布石でしょうか。


久々の、
一人暮らし。 工場勤務。 立ち仕事。

はじめての、
熊本生活。 自転車通勤。 


変化は いろいろです。


果てしない ホームシックに 襲われたのも 今ではいい思い出。
でもない。 そんな強くない。

相変わらず社交性はなく 友達と呼べる存在はいまだ ゼロ。
かろうじて 顔見知りがいるレベル、 わっしょい。


それでも初期に比べたら 雑談する相手も増えたし
孤独感に苛まれることも だいぶ 減ってきました。

それなりに、ゆるく、ふんわりと 当たり障りなく 生きています。


初めの頃は 本当に 涙腺スイッチがすべての関節にあるのでは?と
自身の体に 不安を覚えたほどでした、箸が転がっても 悲しい時代。
それに比べれば 成長したものです。 立派なものです。


まあ 今は漫画とか読んで ないてるけど。
萌え死ぬ!とか じたばたしているけど。


今日は そんな お話を 書きます。


今現在 ハマっているのは びーの える です。 
いわゆる メンズ同士が きゃっきゃっする そういう お話です。


元来 ソウイウ素質は 十二分に持っている わたし。

なんていうかね、禁断の恋といいますか
乗り越えるハードルが高い分 切ないんです、非常に。

相手に好きになってもらおう!とする 少女マンガと違って
相手に嫌われないようにしよう!とする 姿勢とか。

ちょっと嬉しい事があっても 「・・・でも、あいつはそういうつもりはないんだよな」って
しょぼんとしつつ でもうれしい どうしよう みたいな。

報われるわけない、と思いながらも どうしようもない気持ちを もてあまし
それが叶ったところで 「夢みたいだ」と喜びつつ 未来のない関係性に悩む。

そういう 一貫してある 切なさ が たまらないのである。
純粋さ、というか なんというか。

そして そこに 女性 という存在は さして問題にならない。
つまり、感情移入する相手が こちらには いない。
だからこそ 純粋に 客観的に 漫画の中で繰り広げられる 恋物語に没頭できるのである。

なんなら 出てくる女キャラに 嫌悪感とか もつからね
おんなはこれだからよー!まったくもー!ってなるからね お前はなんなんだ、っていう。


単身 熊本にきて 孤独すぎる あたしには
ちょうどよすぎるくらいの ときめき製造機だったのである。


そんな 腐人(腐女子という言葉はずうずうしい気がする)生活に
拍車をかけた というか すべての始まりである 作品。

それが 中村明日美子さんの 描く 「同級生」シリーズ なのです。
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きっかけは 沖縄にいる頃に 見た BSオススメ夜話。

片桐仁さんが出るということで 見ていたのだけれど
そこでカリスマ書店員さんの おすすめ恋愛漫画として 紹介されていた。

特別なことは 何も起こらない。 でも ピュアで キュンとするお話 だと。


それから 数ヶ月。
熊本で 持参した文庫も漫画もすべて読み倒し 暇をもてあましたあたしが
ふと思い出したのが その 同級生シリーズ だった。

すぐにネットで購入(近くに本屋はない。悲しい。文庫の表紙買いとかしたい。)


そこから 一ヶ月と少し。 すでに 10回以上 読み返している。
そして そのたび 飽きもせず キュンとしている。

作中の言葉を借りるなら 「酸いも甘いも甘がみ」している。

とにかく 甘酸っぱいのだ。 もどかしいほどに。


黒髪眼鏡な秀才ボーイ、佐条くん
ふわふわ金髪の 草壁くん。

まったく接点のない クラスメイトな 二人。
それが あるきっかけで ぐんと距離が縮まる。

そのきっかけが 合唱コンクール。



・・・なにそれ。



放課後 こっそり ひとり練習している佐条を偶然見かけ
「みてやろっか」と 放課後の 個人レッスンが はじまるのである。



・・・・なにそれ。


そこからの 二人の気持ちの変化は 正直 漫画からはわからない。
でもゆるやかに 穏やかに 互いの気持ちは 近づいていったのだと思う。

ただ あわあわとした ほわほわとした 空気が とにかく 甘い。

そして ある日 草壁は 佐条が歌の練習をがんばっているのは
音楽教師 ハラセンのためなのではないか?とふと 思い立つ。
(ハラセンは男性です、念のため)


練習の最終日 それを口に出した瞬間 二人の距離は ひとつのアクシデントから
物理的に近くなり 草壁は無意識に 佐条にキスをしてしまう。


そして迎える 合唱コンクール当日。
歌う佐条を こっそりみつめる草壁。

「よかったな ちゃんと 歌えているじゃん」
そう思った瞬間 草壁は 涙を こぼす。


・・・なにそれ。
なにその 高校生男子の涙腺のゆるさ。


あわてて走り去る草壁 それを追う佐条。


「だって 俺 おまえのこと好きになっちゃったみたいなかんじなんだもん」


こんな かわいい告白が あるか。


ところがどっこい 草壁くん。
ハラセンのためにがんばっていると信じてやまないものだから
告白はどんどんひねくれていく。

「あーもーいーです。なんでもないです。」



「話 聞いて」
その言葉とともに 草壁の肩に手を置く佐条。

いいシーン。
誤解がとける なんて いいシーン。

ところがどっこい 草壁くん。

そんな時 心の中で思う言葉は 「・・・冷え性?」

肩に置かれた佐条の手の冷たさに そんなことを考えている。



・・・なにそれ。
草壁 かわいい。 かわいすぎる。


そんな きっかけから はじまる 二人の 恋物語です。


本当に特別なことは何もなく
かといって 退屈な時間ではなく
卒業を控えた二人の葛藤とか 未来への考え方とか
ちょっとした問題は起きるのだけれど 二人はきちんと話し合い 
お互いのことを考え きちんと答えを出していく。

そしてそれを まったく面倒だとは思っていない。
きちんと 丁寧に 答えを出していくのだ。


この漫画のテーマ 「まじめに ゆっくり 恋をしよう」

それが十二分に生かされている 本当に 爽やかで甘酸っぱい 物語なのです。


今月から アニメ映画も公開されているのだけれど
この予告編が 同級生の空気とか温度を すごくよく表現していると思う。


キュンキュン不足な方には オススメです。

そこらの少女マンガより 健全で純粋で 爽やかです。




あー 三次元で恋したいなーと 思ったりもするけれど。

三十路の恋愛は いろいろ 物入りで困ります。


出会い系とか手出して 殺されたらごめん、と 友人にメイルしたら
「沖縄帰っておいでよ!」と すぐに電話が来たことにも
かなり キュンとしました。

「わかった!出さない!殺されない!」

返答ワードは 物騒極まりないですが。



そんな最近の あたしのショッキングヘッドラインは
職場で話す 唯一の20代ボーイに(あとはおっさんしか話し相手がいない)
友人とのLINEで 「男に大事にされてた時代と思い出すと、ちょっと潤うよね」と
打っていたのを見られたことです。 背後から近づくとか卑怯じゃない?

「わ、ごめん。プライベート!」

そういって 走り去った彼には キュンとしませんでした。


その後、飴をくれました。
喉だけでも潤せということなのでしょうか。


あ、風邪とかひくなよ?ってこと? あたしの体調心配してる?
あれこれ、大事にされてるってことー?

そんなわけ あるか。

そんな簡単に 恋愛フラグがたたないとこが
三十路の悲しいところです。  


同情と愛情の 区別が いまいち つかないところが
三十路の悲しいところです。


寝てる間に 指輪とか 勝手にはまってたらいいのに。


実際あったら 即通報ですけどね。


身の用心 施錠戸締り 安心の元。
平和が一番。   なんだそれ。


とりあえず、今日も 薬指は 元気に すかすかです。
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by esrev-noc | 2016-02-26 22:45 | 日々精進